通関士年収TOP

インターネット上でも、「通関士の年収って、どれくらい?」という質問をよく目にしますが、一方で、それに対して具体的な金額を回答しているサイトはほとんど見かけません。
これには理由があって、通関士には、他の国家資格とは異なる、この資格特有の事情があるからなんです。


弁護士、会計士、税理士、司法書士、行政書士、社労士、宅建などなど、これらの国家資格はすべて、取得後に独立・開業できる資格です。
しかし、通関士はそれができません。


とは言っても、独立して食べていけるだけの十分な年収が稼げないから、というわけではありません。
独立・開業できない理由は、通関士という資格が元々、通関業者と呼ばれる会社で働くことを義務づけられた資格だからです。


すなわち、通関士というのはあくまでも会社に勤めるサラリーマンというわけです。

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「それならそれで、通関業者の年収がわかれば、通関士の年収もわかるはず」と考える人も多いと思いますが、ここにも、通関業者特有の事情というものが立ちはだかります。


「通関業者」というと、それ自体で独立した業界・業種が存在するように思えますが、実は通関業を専業で行っている会社というのはほとんどありません。
むしろ、運送業者、物流業者、倉庫業者といった貿易に関わる業者が兼業で行うというのが一般的です。
加えて、規制緩和もあって、最近ではメーカーや商社、あるいは旅行業者などが通関業を行うケースも増えています。


つまり、通関士の勤務先(通関業者)は人によって異なり、業界・業種が違えば、年収も当然違ってくる。
だから、通関士の年収について具体的な金額を回答しているサイトがほとんどないのです。


通関士の年収について明確に言えることがあるとすれば、それは、「一般的なサラリーマンの年収+資格手当」程度である、ということです。


でも、がっかりする必要はありません。
先ほど、さまざまな業者が通関業務を行っていると述べましたが、それだけ通関士の活躍の場(学生や転職活動中の人にとっては「就職先」)がたくさんある、ということでもあります。


また、貿易大国・日本において、通関業務というのは今後ますます活発になることはあっても、なくなることは決してありません。
通関士資格は、独立して一気に高額年収を稼ぐことはできませんが、将来にわたって安定した年収を稼ぐことのできる優良資格であることは間違いないでしょう。




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