今、通関士の仕事に、派遣社員で入るとどうなる? 

通関士の求人は、貿易をやっている企業が拠点を置いている地域に近づけば、見つけることは難しい作業ではなくなります。

しかし求人も結局はタイミングが命です。ケースバイケースで、求人が期待した通りに見つからなくて立ち往生してしまう通関士合格者だって、ときには出てくることでしょう。

ところで通関士でなくても普通は、求職者は正社員での採用を求めるものです。正社員以外の雇用は普通「非正規雇用」と呼ばれますね。非正規雇用は、採用される際の難易度が下がることがあるものの、就職してからの待遇は何かと不利になることは言うまでもありません。

そんな非正規雇用でも、場合によっては肯定的に作用することもあります。通関士の場合にしても、たとえば派遣社員で採用されることで第一歩を踏み出したケースも、探せば意外なほどちょくちょく聞こえてきますね。

特におすすめなのは、紹介予定派遣でしょう。この就業形態は、1990年代の終わりからメジャーになっていますが、10数年経過しているのにいまだに、知らない人はたくさんいるようです。
紹介予定派遣とは、原則として正社員のあっせんを最終目的とした派遣社員のあっせんです……こう書くと矛盾してしまいますが、最初の時点では派遣社員としてあくまでも契約します。しかし就業して数ヶ月経過したら、その時点で「正社員になるかどうか?」を、その派遣社員と就業先に意思確認します。双方の思惑が一致したら、晴れてその派遣社員と就業先の間で正社員として契約し、派遣社員契約は満了します

このやり方は、正社員で働きたい人と正社員を探している人にとって、「トライアルの期間」が生まれるというメリットがあるため、少しずつ広まっているのですが、通関士に関してもこうした募集を随時行われています。

もちろん通常の派遣社員でも、長期的な募集はたくさんあります。派遣社員でも長く働けば、すでに資格を持っているのですから、転職時に企業から相応の評価をされる可能性が生じるはず。

派遣社員雇用が正社員雇用と比べてスケールダウンすることは事実ですし、派遣先によっては失敗する恐れはあります。しかしその反対で、派遣で働きはじめてうまくいったという体験談もありますから、検討する価値はあるでしょう。




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